創業昭和38年(1963年)創業の老舗博多ラーメン「博多だるま」。58周年の創業祭(2021年12月)で味を大きくリニュアル。それが創業当時(初代)の味に戻すという一大改革。看板や暖簾も変更。
歴史を辿ると、1960年に西新で扇屋を開業。その3年後に「だるま」と屋号を変えて吉塚に移転。なので、扇屋としての創業では無く、吉塚で「だるま」として始めた年を創業と位置づけている。そのあと箱崎に、そして二代目の秀さんが渡辺通へ出店したのが2000年。60年以上になるので「だるま」にもいろんな歴史がある。
博多に来るのは6年ぶりなので、リニュアルしてからは初めてということになる。券売機を見ると味玉がなく、月見が多いラーメンメニューになっている。そこで月見ラーメンを購入。11時40分頃、並びは無いものの、ほぼ満席に近い状態で店内は活気がある。カウンターに座り、出来上がりを待つ。豚骨のいい香りが漂っている。この香りがダメな人もいるのだから豚骨ラーメンは難しい。最近も都内のテレビ局で朝の番組で豚骨ラーメンを提供したところ、夕方の番組まで香りが残っていて、MCが怒ったというのがニュースになっていた(笑)。
出てきたラーメンを見てビックリ。台場に「三代目博多だるま」があるのだがそこが2022年にメニューをリニュアルし、パンチのある豚骨ラーメンになっていた。それに近いビジュアルである。泡がたっぷり浮いた茶濁の豚骨スープ。食べてみると“三代目”とは少し違うものの、かなりのインパクト。あとでいろいろ聞いてみると、三代目博多だるまの店長が本店に寄せてリニュアルしたらしい。いわゆる最近の言葉で言うと“クサウマ豚骨”。ドロドロの濃厚さでは無く、スープ自体はサラッとしているのにパンチがあり、強烈なインパクト。そこに細めの自家製ストレート麺を合わせている。いや〜おいしい。「博多だるま」自体は、福岡市に何店舗もあり、都内にもあるが、店舗によって味を変えており、この味は本店だけ。台場店が本店に寄せてはいるものの、同じではないようだ。つまり、この味は本店のみでしか食べれない。私が福岡在住だったら、全だるまを食べ歩きたいところだが、都内在住なのでそうもいかない。東京から行く人はぜひ博多だるま本店で食べてみて欲しい。凄いインパクトで実においしい。昔(初代)はこうだったのか?と考えると感慨深い。そんな昔にこんなパンチがあるラーメンを出していたとは驚きである。












