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2020年2月8日の大崎裕史の今日の一杯

愛知県名古屋市中川区春田

【金曜限定】肉野菜つけ麺

※名古屋ラーメンまつり2020第二幕初日立ち会いで名古屋へ。11日まで第二幕開催中!

まずは「丸和」について。久留宮店主の奥様の実家が坂戸で「丸嘉」というラーメン店を1969年から営業していた。その店主が「嘉六さん」(奥さんのお父さん)で丸長@荻窪で修業。丸長グループとしては山岸さんよりも先輩にあたり、まだ「つけ麺」が世に出る前に賄いとして食べていたらしい。そして久留宮さんがラーメンを始めるにあたり、近所の後輩「丸長」(坂戸)で教えてもらったのである。そして2007年に「つけ麺 丸和」をオープン。「嘉六つけ麺、丸和つけ麺、中華そば」の三本柱でスタート。嘉六つけ麺は甘辛酸の大勝軒や丸長ベース、丸和つけ麺は豚骨魚介の濃厚スープ。そして2018年に久留宮店主は第一線を退いた。その頃の置き土産が今は金曜限定になっている「肉野菜つけ麺」。

丸長暖簾会の賀詞交換会に参加したら「丸和で出してる金曜限定が丸長目白好きにはたまらない!」という情報をもらった。ちょうど金曜に名古屋行きなのでこれはちょうどいい。むしろ「行きなさい」という暗示なのかと思い、来てみた。

金曜10食限定「肉野菜つけ麺」980円を注文。券売機及び食券には「小鉢」と書いてあるのも目白っぽい。
しかしながら、出てきた麺は細麺。おや、坂戸風なのか?でも坂戸には肉野菜はなかったような?久しぶりに坂戸も行きたくなった。

つけ汁は目白風。聞くと目白丸長の山田店主に正式に教えてもらったらしい。そりゃ、似てるはずだ(笑)。
丼には丸長の文字。これは坂戸の器のようだ。
いや〜名古屋で食べる(目白+坂戸)丸長風つけ麺、おいしかった。
あとで聞いた話だが、麺が細く感じたことについて久留宮店主から答えがあった。
「麺は父親が小竹町の丸長時代から20番の切り刃を使いラーメン、つけそばを作ってました。当時は目白の丸長さんにも父親が麺を作り運んでいたようです。ウチは嘉六つけ麺ですので、同じように作っています。」とのこと。目白は何回も行ってるが最近はご無沙汰なのでこちらも久しぶりに行かなきゃ。
そういや、三大ラーメン界の実さん「佐野実」「吉村実」「山田実」の山田さんが今は丸長目白ではなく、別の店に夜だけ立っているとか。これも確認のために近々行ってみる予定。(これは都内の話)

お店データ

つけ麺 丸和 春田本店

つけ麺 丸和 春田本店

愛知県名古屋市中川区春田1-150-1(春田)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。