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2016年11月11日の大崎裕史の今日の一杯

東京都港区大門

武蔵ら〜麺

今年20周年を迎えた「麺屋武蔵」の「今」は、店舗展開も二刀流。「ダブルブランド」と「シングルブランド」。前者は「麺屋武蔵」の後に「二天」「武骨」「虎洞」などの名称が付き(これがダブルブランド)、店長の裁量で個性を発揮している店群で「唯一無二」を目指している。後者はもっと幅広い層に楽しんでもらうために今まで「麺屋武蔵」がやってなかったテーブル席や餃子をメニューに設けた。店名は「麺屋武蔵」でその後に「蒲田店」「芝浦店」などの地域店舗名が付く。
そして今回ひっそりとオープンしたのが「麺屋武蔵浜松町店」。まだ「麺屋武蔵」HPにも載っていないし、FBページでも告知がない。9月22日にオープンしたのに、である。ゆっくり定着させたいのかもしれないが、ちょっと覗きに行ってみた。
もはや「麺屋武蔵」はつけめんの店と言っても良い。券売機では圧倒的につけめんが目立つ。しかもあっさりと濃厚(こってり)がある。大盛り同額で茹で後1kgまで自分の好みのグラム数を指定できる。ラーメンはポジション的には3番目。一番目立ってる「武蔵ら〜麺」1150円を注文。基本のら〜麺850円に味玉とでっかい角煮がのる。おにぎり位の大きさ。そしてこれがおいしい。この角煮を単品でトッピングすると300円なので「武蔵ら〜麺」にすると100円お得ということになる。
スープは動物系魚介の味濃いめ。もはや高齢者の部類に近づいてきた私にはしょっぱめだが、出汁自体はおいしい。麺はやや丸っぽい中太麺。夜8時過ぎだったが、半分ちょっとの入り。ただし、出入りがあり、程よい客数で廻っている感じ。大門駅からも浜松町駅からも近いし、行きやすい。斜め向かいには「秋田屋」、すぐ近くには「一風堂スタンド」もある。今後の動向が気になる場所だ。

お店データ

麺屋武蔵 浜松町店

麺屋武蔵 浜松町店

東京都港区浜松町1-29-6 浜松町セントラルビル1F(大門)

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。