とまそん@ラーメン食べて詠いますさんの他のレビュー
コメント
どもです。
みたかはとまそんさんのレポで勉強したんだすよ。
参考になります
ラーするガッチャマン(通院中) | 2026年1月14日 22:15日曜の正午過ぎでそんなに待たずに赤星?まじすか?これはとまそんさんオーラがなせる技?
もしくは狙い通り?すばらしいです。
冬空でもここは色んな暖かさに満ちてますね〜
スージーのなのなQ | 2026年1月14日 23:16おはようございます!
並びがあっても早めに入れますかね?
並びが怖くてすっと行けてないんですが、回転早いなら。
ええ、美味しいものを分け合う為にレビューあげていきたいですよね♪
雨垂 伊砂 | 2026年1月15日 11:23

とまそん@ラーメン食べて詠います
たこすけ
やっぱりネコが好き

Menzo






とまそんのYouTube: https://youtu.be/9NJwyGwmXNQ
三鷹駅前の喧騒と静寂、昭和の魂が息づく地下空間へ誘われて・・・「中華そば みたか」――どこか懐かしさを覚えつつ、階段へと足を踏み入れます。薄暗いコンクリート階段を一段一段降りていくにつれ、現代から昭和へとタイムスリップするような不思議な感覚が広がります。壁に反響する足音、ひんやりとした空気、しかし奥から漂ってくる醤油スープの香りが次第に鼻をくすぐり、心が温められていくのを感じます。
階段の途中には数人の列。日曜の正午過ぎ、店先には既に待ち人達。それでも回転は早く、数分で店内へ。一歩店に入った瞬間、「いらっしゃいませ!」と店主の朗らかな声が響き渡り、薄暗い階段から一転して温かな空気に包まれました。店内はステンレス製のコの字カウンター9席のみ。正面には調理に勤しむ店主が、にこやかに迎えてくれます。
古びたビルの地下ながら、そこには地元の常連さん達が集い、昼間からラーメン片手にビールを傾ける**「ラーメン酒場」**的な和やかさがあります。昭和の記憶が隅々に染み込んだようなその空間は、ただお腹を満たすだけでなく、人々の心も満たす憩いの場となっていました。
<サッポロ赤星> ラベルも味も心に染みる黄金の一杯!下町情緒に赤星は欠かせない!
席に着くや否や、やはり最初に頼まずにはいられないのが瓶ビール「サッポロラガー」、通称赤星です。昭和の薫り漂うこの店の雰囲気に、赤い星印のレトロなラベルを貼った琥珀色の瓶がしっくりと溶け込みます。程なく登場した瓶ビールを、小ぶりのグラスに自分でトクトクと注ぐと、きめ細かな泡がグラスの縁までこんもりと盛り上がり、その黄金色の液体は見ているだけで心躍るエンターテインメントです。
喉を潤す一杯目――グラスを傾けると、キリッとした苦味とどっしりとしたコクが舌に広がり、じんわりと体に染み渡っていきます。「ぷはー、美味い!」と思わず声が漏れる瞬間。赤星ならではのほんのり感じる麦芽の甘みへ抜けていく余韻もたまりません。仕事後の一杯も格別ですが、休日のお昼からいただくビールの贅沢さよ…。この店でラーメンを語る上で、赤星はもはや主役を引き立てる欠かせない名脇役。
ずしりと重厚な飲み口でありながら、喉越しの爽快さも兼ね備え、飲むほどに心地よい苦味がゆっくりと甘みに変わっていく。その変化の時間が黒ラベルより長く楽しめる気がして、私はつい赤星を選んでしまいます。まさに“昔ながら”の風情に浸りつつ、ビールで喉を潤し心を解き放つ至福のひとときです。
<もやしピーマン竹の子皿> ビールが進む魔法の小皿!シャキシャキ&コリコリ食感にニンニク醤油が香る!
ラーメンが来る前のもう一品、赤星の最高の相棒としてぜひ注文したいのがこちらの「もやしピーマン竹の子皿」です。メンマのことをこの店では親しみを込めて**「竹の子」**と呼ぶのですが、その名の通り細切りのメンマはポリポリと小気味よい歯応え。そして特徴的なのが、もやしとピーマンの調理法。茹でではなく鍋で空炒めされており、もやし本来の淡い甘みとシャキシャキ感がしっかりキープされています。
ピーマンも同様に軽く炒められてクタッとし過ぎず、程よい食感に仕上がり、ほろ苦さと甘みが同居する絶妙な味わいです。彩り鮮やかなピーマンの緑も添えられ、小皿の上には山盛りの刻み葱がふんだんに降り注いでいます。仕上げにラーメンにも使われる自家製の醤油ダレが全体に回しかけられて提供され、一見シンプルながらも食欲をそそるビジュアルです。
まずは何もつけずひと口。しゃきしゃき、コリコリ…もやしと竹の子の食感の競演が楽しく、淡泊ながらもしみじみ旨い。この段階ですでにビールがグイグイ進んでしまいますが、本当の醍醐味はここからです。カウンター上に用意された2種類の自家製調味料、「ニンニク醤油ダレ」と「自家製辣油」をお好みで投入します。まずは辣油をひと回し。ピリッとした辛味と胡麻油の香ばしい風味が加わり、一気に大人なおつまみに変身。そして追い打ちで自家製の醤油ニンニクダレをひと垂らしすると…にんにくの香りがフワリと立ち上り、食欲が猛烈に刺激されます。
こうして全体をざっくり混ぜ合わせれば、シンプルなもやしとピーマンと竹の子が、ビールを無限ループで進ませる魔法の肴に昇華!気づけばこの小皿ひとつで、瓶ビールが軽く一本空いてしまうほどの破壊力です。昼下がりからこんな贅沢を許してしまうなんて…なんとも罪な一皿でした。
<全体> 配膳の瞬間に心震える麺顔!澄んだスープに浮かぶノスタルジーの風景!
ほどよく酔いが回った頃、いよいよお待ちかねの一杯がカウンター越しに「お待ちどうさま!」と差し出されました。その瞬間、目の前に広がったのは思わず息を呑むような完成されたビジュアル。丼いっぱいに広がる琥珀色のスープは透き通るように澄んでおり、その上に昭和を感じさせるノスタルジックな具材たちが美しく配置されています。
レンゲでそっと表面をなでるとキラキラと光を反射する透明な油の膜。中心には象徴的なピンクと白のナルトがちょこんと顔を出し、薄茶色のメンマが脇に添えられています。チャーシューはバラ肉の煮豚が半月状にカットされたものが2枚、存在感を放ちながらも出しゃばらず静かに沈んでいます。刻み葱が散らされ、彩りと香りのアクセントをプラス。全体として派手さはないものの、洗練されたシンプルさが逆に目と心を惹きつける──まさに一杯の丼に描かれた芸術です。
<出汁> 野菜と昆布の優しさ溶け込む琥珀スープ!キリリとした醤油ダレが支える凛とした旨味!
レンゲにそっとスープを掬って口元へ運ぶと、その透明度と美しい色合いに改めて見惚れてしまいます。まず感じるのは穏やかな醤油の香ばしい香り。口に含むと…おお、想像通りのあっさりとした醤油味です。
見た目そのままにクセのないクリアな旨味がじんわりと広がり、思わずホッと安堵するような優しい味わい。しかし飲み進めるうちに、その奥底から驚くほど深く複雑なコクが顔を覗かせます。派手な動物系や魚介系の主張は控えめながら、この奥行き…一体何だろう?と考えたとき、ふわりと感じる甘みと旨味に思い当たりました。おそらくこのスープの秘密は大量の野菜と昆布。
動物系の出汁に加え、タマネギをはじめとした十種類近い野菜を時間をかけてとろとろになるまで煮出しているのでしょう。素材の持つ甘みが十分に引き出され、優しいが芯のある旨味を形成しています。さらに昆布の滋味深い旨味成分も重なり合い、後味にじんわりと優しい余韻を残します。キリッと引き締め役の醤油ダレも絶妙な塩梅で溶け込み、全体を凛とまとめあげている印象です。塩気は控えめながらコクは深く、飲むほどに「ほう…」とため息が出るような懐の深さがあるスープ。
それでいて重たさはなく、最後まで飽きずにグイグイ飲み干してしまう清冽さも兼ね備えていました。気づけばレンゲが止まらず、丼の底が見えるほど夢中で啜ってしまいました。野菜と昆布の優しさに包まれたこの出汁、身体も心もじんわり温まる極上の一杯です。
<麺> 薄茶褐色の自家製細ストレート麺!ざらつく素地が香ばしく、出汁との融合で広がる旨味!
丼の中でひときわ存在感を放っているのが、この自家製麺です。一般的な中華麺のような明るい卵色ではなく、やや茶褐色がかった素朴な色合い。箸で持ち上げると、細めのストレート麺がしなやかに持ち上がり、所々に全粒粉らしき粒が見てとれます。まずはそのまま一啜りしてみると…おお、軽くざらつきを感じる独特の食感です!歯を入れるとプツンとスパッと気持ち良く噛み切れ、噛むほどに小麦の香ばしさが広がります。加水は低めなのでしょうか、ほどよい硬さとコシがありつつもボソっとした荒々しさはなく、むしろ噛みしめるごとにじんわり滲む旨味があります。麺自体にしっかりと小麦の風味とコクが宿っているため、一口ごとに「これは麺そのものが主役だな」と感じさせる力強さ。
しかしながら、先ほどの優しいスープに浸ることでその個性は角が取れ、絶妙な調和を生み出すのです。啜る毎に麺がスープを少しずつ吸い込み、口の中で麺と出汁の旨味が見事に融合していく…この瞬間は何とも言えぬ幸せ。「ザクザク、プツン」とした歯切れの良さと、噛むほど感じる香ばしさ。そしてスープと重なり合った時に生まれるふくよかな旨味のハーモニー。麺自体の力強さとスープの優しさが丼の中で抱き合うような、唯一無二の魅力を堪能しました。茶褐色のビジュアルから想像する通り、どこかお蕎麦のような雰囲気もあり、この地粉麺こそ「みたか」の魂なのだと実感できました。
<細葱> 刻みの粒が、香りのスイッチを押す――“細葱”は飾りではなく、味の操縦桿!
細かく刻まれた葱の甘みとシャープさが、スープの香りを立て、麺の温度と一緒に“旨みの輪郭”をくっきりさせました。細かく刻まれた白葱の粒が、スープの表面にふんだんに散り、レンゲを入れるたび、香りがふわっと立ち上がります。最初はシャープで瑞々しい辛味がわずかにあり、次第に甘みが顔を出す。
そして何より、細葱の“粒”が口の中に入ったときのリズムがいいのです。噛むほどに香りがほどけ、清湯のやさしさに輪郭が生まれる。麺を啜ると同時に細葱が追いかけ、スープの温度をまといながら香りが一段上がる――この店の醤油清湯に細葱は、まさに“操縦桿”。一杯の方向性を、気持ちよく操ってくれます。
<チャーシュー> ノスタルジックなバラ煮豚!とろける脂身に染みた醤油のコクがたまらない!
最近流行りのトロトロチャーシューや低温調理チャーシューとは一線を画す、古き良き中華そばの煮豚といった趣でしょうか。派手さや個性を主張するタイプではありませんが、スープや麺との相性は言うまでもなく抜群。脇役に徹しつつ必要十分な旨味を提供してくれる、まさに縁の下の力持ちです。スープに浸してふやけかけたチャーシューを最後に頬張れば、醤油の香りと豚の甘みがじゅわっと広がり、なんとも言えぬ多幸感に包まれました。
<ナルト&メンマ> 彩りを添える愛らしき渦巻きと、コリコリ食感が嬉しい竹の子の存在感!
丼の中でひときわ目を引くピンクと白のナルト。ラーメンにナルトが乗っていると、不思議と心がウキウキしてしまうのは私だけでしょうか。レンゲに掬って眺めれば、その渦巻き模様のなんと愛らしいこと!正直、味そのものへの貢献度は控えめかもしれません。ですが、彩りと遊び心を演出するこのビジュアルこそ、中華そばの持つ郷愁をより一層引き立ててくれる大切な要素だと感じます。
一方のメンマ(竹の子)。先ほど小皿でも主役級の活躍をしてくれましたが、ラーメンの一員としてもしっかり存在感を放っています。こちらの竹の子は極太でも極細でもない標準的なサイズの短冊メンマ。色も薄めで、一見すると地味ですが、噛めばコリコリと小気味よい歯応えが楽しめます。味付けは控えめの薄味仕立てで、スープに浸ることでほどよく塩気が広がり、素材の旨味が引き立つ塩梅です。
麺やチャーシューと一緒に口に含めば、シャキッとしたメンマの繊維質な食感が良いアクセントとなり、スープの旨味を吸ってほの甘くなった竹の子の味わいにホッとします。「やっぱりラーメンにメンマは欠かせないよなあ」と実感しながら、最後の一本までコリコリと楽しく噛み締めました。
総じまして・・・「昭和から続く温もりの一杯!優しくも芯のある味わいに、心底癒やされる中華そば!」
古びたビルの地下という隠れ家のような立地にも関わらず、何ともハートフルで温かな世界が広がっていました。優しい店主夫妻の人情味溢れる接客、美味しいラーメンとともにビールを嗜む常連さん達の笑顔…そのすべてが居心地よく、昭和レトロな空気感に包まれていました。中華そばが持つクオリティの高さ!野菜の甘みと昆布の旨味が溶け込んだスープは、胃にも心にも染み渡る優しさでしたし、唯一無二の自家製麺は食べ応え抜群で小麦の滋味を存分に楽しめました。気取らず素朴で、でも計算し尽くされたような完成度。そしてどこか懐かしくホッとする味わいに、食べ終わる頃には心から癒やされている自分に気づきます。
「ああ、何度来ても本当に和むなあ…」としみじみ感じられる一杯でした。地元三鷹の人々に長年愛されている理由が、今回改めてよく分かった気がします。 三鷹駅界隈でラーメンを食べるなら、私はやっぱりこの店を激推ししたいですね。旨いものはみんなで分かち合って楽しむべきというのが私の信条。そんなわけで本日も胸を張って宣伝させていただきます。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
冬晴れの
光まぶしく
地下へ降り
細葱香る
澄む醤油そば
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!