十条駅から埼京線沿いを北へ進み、踏切を渡った演芸場通り沿いで2019年開店。滝野川の明治通り沿いから移転してきた店で、ご主人は東十条の「東京ラーメン マリオン」で修業したとの事。1984年創業の「マリオン」は2022年に閉店。「マリオン」出身の「ラ・ヌイユ@東銀座」も閉店した現在、この系譜を受け継ぐ唯一の店になっている。
カウンター3席と、2席分のテーブルが並んでこじんまりとした客席。メニューはラーメンとつけ麺、サイドメニューのチャーシューにぎりと半チャーハン。このご時世にラーメンが680円には驚くが、食べてみるともっと驚く。鶏をメインにした中に煮干しの香りも漂うあっさりしたスープには、背脂やネギの存在感も加わり、スープによく馴染む中太麺をテンポよく啜らせる。具には固すぎないチャーシュー・メンマ・ワカメ・海苔。奇をてらうことなく、ラーメンとしての一体感を味わえる。
そして、この店で食べたくなるのは「チャーシューにぎり」。2個で案内されているが、5個まで注文する事も可能。ただし持ち帰りは不可。シャリは少し固めに握られ、脂が程よく感じられるチャーシューがマッチしている。
十条に移転してきた当初は、夜の部が22時開店という超難関店だったが、現在は20時からになっているらしい。ランチ営業もあるので、近くに来れる人は食べてみてほしいです。












