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2016年7月13日の大崎裕史の今日の一杯

東京都板橋区板橋区役所前

烏賊と貝のそば

最近、某有名店の出身者が出てきているが未公認のため出身を明かさないということが続いている。でも、メニューとかビジュアルの雰囲気でよくわかる。よくわかると言うことは、修業先の良さを受け継いでいるとも言えるが、オリジナリティには欠けるともいえよう。でも「修業先には味が届いてない」のではなく、十分なおいしさだったら都内に同系の味が増えていってもしばらくはいいのではないかと思う。ただ、食傷気味になるのだけは勘弁。
ここは鯛白湯と烏賊煮干しそば、及びつけめんがウリの店。最近、「烏賊煮干しそば」が「烏賊と貝のそば」730円に変わっていた。聞いたら、貝出汁を強めたら烏賊煮干しが弱くなったので名前を変えた、とのこと。基本的には前のメニューの継承であるとのこと。そしてこの「烏賊と貝のそば」、烏賊も感じられるし、貝も効いている。どちらを強くしてもどちらかが引っ込みすぎるような気もするし、難しいバランスだ。しかし、今日のは絶妙で見事においしい。クセもあるが強すぎず、あとから来る貝の旨みと全体的な甘味が私好み。鶏チャーシューが分厚すぎて中がレアすぎるのが気になったが、2種類チャーシューも嬉しい。ランチタイムサービスで半ライスか味玉1/2がサービスだったが、玉子の形が悪かったとのことで1/2×2個になった。
全体的に他にない味に仕上がっていて、うまかった。

お店データ

麺処 善龍

麺処 善龍

東京都板橋区大山東町28-10(板橋区役所前)

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。