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2022年3月18日の大崎裕史の今日の一杯

神奈川県横浜市神奈川区反町

【期間限定・数量限定】極太平打ち手揉み麺&煮干し中華そば(醤油)

反町駅は東急東横線の各駅しか止まらない、横浜駅の隣にある小さな駅だ。
しかし、RDBでは90点以上が4軒もある。
ラーメン店数が多い「激選区」もあれば、ラーメン点数上位が多い街も「激選区」と呼んでいいだろう。
ちなみにマンモス新宿駅ですら90点以上は5軒。渋谷駅でも4軒。マスコミでよく「激選区」と称される高田馬場駅なんて1軒しかない。

そういう意味で「反町」はかなりのラーメン激選区である。
「らぁめん夢」96.28(最寄り駅としては東神奈川駅だが反町駅からも650mなので徒歩圏内)
「自家製麺SHIN」95.25
「MEN YARD FIGHT」94.99
「ラーメン星印」94.66

90点に迫っている店も2軒ある。
「中島家」89.19、「ShiNaChiKu亭」88.59。
ものすごい激選区だ。

80点以上で食べてないのは「MEN YARD FIGHT」だけなので、本来はそこを食べるべきなのだが、今日はどうしても清湯系を食べたい気分。そこで「星印」を選んでみた。

こちらは矢沢永吉LOVEなお店。全国には外観や店名、BGMまで至るところに矢沢LOVEを垣間見られるラーメン店は多い。例を挙げると
横浜には3軒。
流星軒とラーメン小村と、ここ星印。
他に(順不同)
ロックンビリーS1@尼崎
竹末グループ(押上、栃木県に複数軒)
麺屋いち@綾瀬
秀楽@守口
スパルタンZ@野々市
煌@新発田
樹亭@富山
永吉丸@南伊豆
九六亭@名古屋
らーめん ポアル@長岡
など。

そしてこちらの師匠はもちろん矢沢永吉ではない。(YAZAWAは心の師匠かもしれないが)
師匠は「支那そばや」の佐野実氏だ。店内の数々のYAZAWAグッズやポスターに混ざって、1枚だけ「佐野実」さんがにっこり笑っている写真がある。そこには『数を売るんじゃない!味を売れ!!』と書いてある。佐野さんの名言だ。

さて、久しぶりだから王道の醤油ラーメンを食べようと思っていた。しかし、並んでいる時に接客が心地良い女性スタッフがメニューを持って出てきて、「限定が間もなく終了なのでよろしければどうぞ〜」と言われてまんまとそれにしてしまった。
だって「極太平打ち手揉み麺&煮干し中華そば」(醤油or塩)というメニュー名を見たら、私の好みのタイプなのでスルーすることなんてできるわけないじゃないですか!(笑)

通常1100円だが特製の1350円を注文。
8番平打ち麺を手揉み。スープは白口、背黒、うるめの3種類の煮干しと昆布を大量に使用。油は生姜とラード。トッピングは白葱、細切りメンマ、カイワレ、豚バラ煮豚チャーシュー。特製なのでワンタンと味玉も入っている。

予想通りというか、期待通りのおいしさ。完食は当然として、スープまで完飲。実においしかった。さすがに90点以上のお店だけある。改めて、基本メニューも食べに来たい。

お店データ

ラーメン星印

ラーメン星印

神奈川県横浜市神奈川区反町1-3-4 ルミノ反町(反町)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。