2009年にオープンのラーメン店集合施設「立川 らーめんたま館」を手掛けているのは、「らーめん愉悦処 鏡花」の店主町田恵一さん。この「たま館」では、鏡花の町田店主が手掛ける新ブランド店がいくつか出店している。2021年4月に開店したこちらもその一軒で、現在は、町田さんが先代から名を受け継いだ「煮干鰮らーめん 八王子 圓」と統合し、一軒の厨房で二軒分のメニューを提供している。
こちらは店名に「たんぎょう」をつけている通り、タンメンと餃子のセットがイチオシ。他にチャーシュータンメン、チャンポンと、野菜との相性にスポットを当てた麺料理が並んでいる。
スープは野菜を引き立てるために大量の豚骨を使い、野菜と合わせて仕上げた澄んだもの。和食の調理技法である「煎り酒」に、貝やキノコ、梅の旨みも加えた塩ダレに、香味ダレを合わせてスープとブレンドしている。旨みと塩分、香味と油分のバランスが取られていて、そのままでも満足しそうな味に、モヤシやキャベツなどの野菜がシャキシャキした食感で、唐辛子やニンニクなどをブレンドした「特製辛味ダレ」が野菜の上にのり、食べる勢いをコントロールしてくれる。加水を低めにした細縮れ麺は、スープをしっかりと吸い上げている。旭川ラーメンにヒントを得たとの事で、全国のラーメンに精通した町田さんならではの「技」とも言える。
「たんぎょう」を推奨していたので餃子も一緒に食べましたが、もっちりした皮は作り置きすると風味が落ちるとの事で、店内で手包みしているとの事。たっぷり入った肉の力強い存在感に、プリッとした食感も楽しく嬉しい。












