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2018年2月12日の大崎裕史の今日の一杯

愛知県蒲郡市蒲郡

だしそば しょうゆ

2018年2月9日オープンでその翌日、偶然行くことができた。蒲郡市で食べるラーメンは初めて。検索してみるとスガキヤ系が4軒有り、市内トップは二郎インスパイア系である。RDBでは総件数15軒。当然ながら同行者も未食で事前情報のみで訪ねてみた。店主のインスタを眺めてみると昨年の秋から準備を進めていたらしく、愛知県の各所でイベント的にラーメンを提供していたようだ。ロゴは12月始めに決まっている。居抜きなどではなく新築物件のようだ。

11時開店で11時50分頃の到着。土曜日だったこともあるのか、店内に5-6人、店外にも5-6人の待ち。駐車場案内の人がいたが開店当初のみではないかな?

外観からはそこに「ラーメン店がある」というのがほとんどわからない。開店祝いの花があるのでこの日はかなり目立っていたが・・・。ありきたりの言い方だが「ちょっとおしゃれなカフェ風」の外観。店内もオシャレで今風な良い雰囲気である。
カウンター8-9席、円卓の座敷3-5人くらい。待ち席6人分ほど。

メニューはだしそばしょうゆ、だしそばしおのみ。それぞれ780円。トッピングは味玉のみ。チャーシューメンや特製などもない。今後増えていくかもしれない。面白いのは、「和え玉」があったこと。ひと玉250円、ハーフ150円。周辺はもちろん、名古屋ですらあまり見かけないので帰り際に聞いたら準備中に東京に食べに行ったときに「伊吹」で見つけたらしい。こうしてどんどん広まって全国に定着していくのだろう。当然ながら他のお客さんはそんな言葉を聞いたことがないので「変わった味玉ですか?」という質問が出ていたり。その発想はなかった(笑)。替え玉からの派生で和え玉になっているわけだが、確かにそれを知らないと「玉子」の玉と思ってしまっても不思議ではない。そしてもちろん食べ方も知らないので店主がその都度、教えながら食べていた。愛知県の中でも蒲郡市が「和え玉」で先行するのかもしれない。(調べてみたら「玉ぐすく」で替え玉スペシャル〜和え玉〜として提供していた)

さて前置きが長くなったが「だしそば しょうゆ」は見た目は王道の中華そばタイプ。食べてみると昔ながらの雰囲気を残しながら、すごい旨味が押し寄せてくる。ひと言で言ってしまえば『ものすごくうまい』。レンゲでスープを一口飲んで完食完飲を確信したほど。愛知県東部に来たのは初めてなのだが、こんなにおいしいラーメンに巡り会えるとは驚きでしかない。

麺は自家製で細麺。トッピングはナルト、海苔、ほうれん草、メンマ、チャーシュー2枚。中華そばスタイルである。チャーシューがうまいので増せるならそうして食べたい。

お店データ

だし・麺 未蕾

だし・麺 未蕾

愛知県蒲郡市本町1-25(蒲郡)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。